【Crystal Lake】ジャパニーズメタルコアの重鎮をレビュー

アーティストレビュー

こんにちは。常日頃から、自分自身も叫んでいるろっきぃです。

今回は、Crystal Lakeについて紹介していきます。

激しい音楽を聴いている人は皆通る道だろう!なんてことは申しません。

けれど、彼らが長い長いThe voyagesの中で着実に築いてきたキャリアは確かなものであり、

激しい音楽に関わる全ての人に知ってもらいたいと感じます。

彼女がどう、年齢がどう、身長がどう、出身校がどう、rar…

そうじゃなく、彼らの音楽を、

初めてでも、知っている方にも改めて、確認できる記事を心掛け、伝えていきます。

Crystal Lakeはどんなバンドなのか

Crystal Lakeは、メタルコアバンド・・・とひとくくりには言い表せないバンドです。

ベースにヘヴィなサウンドを据えながらも、聴きなじみがよく、

かつオリジナリティーにあふれたメロディーライン、

さらに、聴くものを隠喩的に、けれどしっかりと鼓舞する歌詞を織り交ぜた歌詞を詠いあげる、

すごくすごく魅力的なバンドです。

ライブについて述べるなら、国内はおろか、海外へ惜しみなく活動を展開しており、

「あれほど海外で本数こなしてる日本のバンドがあるか」

と話されるくらい、近隣のアジア諸国だけでない、世界各地でのライブを重ねてきています。

また、その海外でのライブの甲斐あってか、海外バンドとのコネクションも強く、これまでに、

・Vo.RyoさんがDJ・ほかのバンドのゲストヴォーカルとして参加
・自らの楽曲の一部分を仲の良いアーティストと互いの持ち味を生かしたタッグ
・ライブでのフィーチャリング

など、様々な形でコラボレーションを成し遂げています。

Crystal Lakeのメンバーをご紹介

Crystal Lakeの音楽を下支えしているという意味で、紹介しておこうと思います。

まだページビューが1すらない情況でこの記事を書いている身としては、いくら信念をもってやっていると口で言えても、ご本人たちには自慢などかけらもできませんから、画像は今のところ貼ってありません。「ここに希望を見いだせる!」と感じた時、信念を以って彼らに恐れ多くもお願いしに伺います。(CONTACTから連絡するだけ、ではありますが!)

Ryo (Vocals)

Crystal Lakeを支える(おそらく5回言います)ヴォーカリストデス。

圧倒的な力強さを持つヴォーカル・先述の奥ゆかしき歌詞のデザイナーである。

Crystal Lakeの静と動のコントラストばりに、髭有りと無しの雰囲気もはっきりしている。アーティストとしてのいかつさに相反して素のときは「めっちゃ好青年」と評される。

どことない安心感を得て欲しい。

YD (Guitar)

Crystal Lakeを支える片方のギタリスト。長くストレートの髪でわかります。
なぜYDというお名前は、本名Yudaiに由来しています。

パフォーマンス中は、激しく暴れまわりながら繊細なフレーズを弾いておられますから、多くのメタルギタリストのあこがれなのではないでしょうか。

さらに、wikipediaによれば、キーボードも担当している模様。確認はできませんが、ライブではCrystal Lakeで多用されるコーラスも担当されている姿がありますので、多彩なんだなあと感じます。

Shinya (Guitar)

Crystal Lakeを支えるもう片方のギタリストで、立ち上げメンバーの一人であると確認できました。

2020年7月より、「Crystal Lakeの活動・ご自身の事情・意思」を理由に、活動を休止されることとなりました。暗示的な表現しかなく、詳細は不明ですが、激しいライブパフォーマンスを行うバンドCrystal Lakeのメンバーであることを考えると、どのような疲労が蓄積しているか、想像できないほどです。

ひとまずのところ、寂しい思いはありますが、ゆっくりリフレッシュしていただきたいですね!

Mitsuru (Bass)

サポートメンバーですが、Crystal Lakeを支えるベーシストです。

現在は活動を休止中なのですが、キバオブアキバというバンドでもベーシストとして活躍されていました。

Gaku (Drums)

激しかったり、凝っていたりのリズム感の面で、Crystal Lakeを支えるドラマーです。

両手だけでなく両足を用いた荒々しく自由なドラムプレイを武器とした若さ溢れるドラマーで、スペインのフェスで頑張って書かれた日本語のフリップ弟Gakuさんのプレイを本気で愛している推しの人がいたのが印象的でした。

本名は田浦楽でして、SOUL JAPANというアーティスト活動も行っています。なんと、SOUL JAPANは一人バンドで、ドラマーとしてのセンスが卓越しているだけでなく、他のパートも一人で担当されています。

他のバンドのコラボレーション・サポートに入ることもしばしばあります。

Crystal Lakeを知るのに相応しい3曲

Crystal Lakeの楽曲を実際に聴いていただき、その世界観を知っていただけるであろう3曲を選んでみました。

Apollo

Crystal Lake – Apollo【Official Music Video】

Crystal Lakeの代表作「Apollo」をまず選ばせていただきました。

聴きこんでいけば誰もが納得するクオリティやメッセージ、こういった力は確実なものだと感じたためです。

魅力もまた沢山詰め込まれていて、“You’ll never take me under”をはじめとする強烈なフレーズ、

和の要素をも感じさせるバックサウンド、静と動のコントラスト、

映像作品としてみるときには、色彩と海沿いの崖の風景にくぎ付けになりながら、

最後の崖端からRyoさんが叫ぶシーンで締めくくられ、見る者を飽きさせないどころか、なんども見入りたくなってしまう楽曲です。

WATCH ME BURN

Crystal Lake – Watch Me Burn (Official Music Video)

お次に選びましたのは、「WATCH ME BURN」という一曲です。

Crystal Lakeの楽曲には火や炎といった表現が似あいますし、実際に歌詞に入っていることもあります。

そんな「火」が宿るような感覚を抱かせる、

内なる「炎」を醒ます、

映像と音が一体それを演出する、そんな作品となっています。

最新のオリジナルトラックなのですが、なんと、7月20日づけのオリコンチャートでこれまで成し遂げていなかった20位入りを獲得しています!

参考:https://www.oricon.co.jp/prof/341944/products/1362676/1/

「Apollo」でスマッシュヒットを獲得している彼らでもまだ難しい域だったのかと驚くとともに、

着実に着実にファンを獲得している証拠だなと感じています。

Machina

Crystal Lake – Machina

3つ目は、実は個人的大本命、「Machina」です。

あえて避けて通られる曲を紹介していくスタンスです。よろしくお願いします。

「おぉ何かきそうだきそうだ…」と思わせるところからのスタートして、突然の凶悪グロウル!!

何度もフロアにひれ伏させるえげつないパワーの音圧!!

目まぐるしく次々と変わる変わる展開!!

ぜひたのしんでくださいデス

・・・こほん(興奮に耐えられなかったのですスミマセン)

Crystal Lakeの最新楽曲・アルバム

Crystal Lake – Into The Great Beyond (Official Music Video)

Crystal Lakeは、コロナ禍の身動きのとりづらい時間を最大限に活用したグループのうちの一つかもしれません。

クラウドファンディングを行い、Veronさんというvocalの方が務めておられた過去の楽曲を今のCrystal Lakeで再現しよう!という企画が行われていました。

その中の一曲が、この“Into The Great beyond”です。

Veronさんなんて知らないよ、という方も、今のCrystal Lakeに通ずるところがありますから、そこを楽しんでいただいたり、過去の音源と比較(ここだけの話、動画サイトなどに転がっていることがあります。その多くが利益目当てというより、シーンの下支えにもなりうると個人的に感じているのであえて勧めちゃいます)したり、楽しんでみてもいいかもしれません。

Crystal Lakeの、聴いてほしいアルバム

曲が詰め込まれた円盤は8枚ほどあるのですが、ぼくが是非とも聴いてほしいのは、

とにかく彼らのいいとこどりをしている「HELIX」というアルバムです。

俗に「エモい」と呼ばれるような、感情がじわじわ湧き上がる楽曲、

サウンド・メロディーの美しさが際立つ楽曲、

歌詞のメッセージ性が鋭く刺さる楽曲、

そういった、Crystal Lakeの「いいところ」が詰め込まれたアルバムなんです。

また、アルバムというのは、コンセプトの下、一貫したテーマやストーリーを展開してあるのが魅力として挙げられるのですが、

「HELIX」においてもそうで、特に、アルバムの全体像に、得も言われぬ好感があります。

ぶっちゃけの話をすると、アルバムは基本的に高いものですから、

「リリースされてる分全部買って聴いてみてほしい!」という思いこそあっても、(自分は全部持っていないですし!)

けれどCrystal Lakeの世界を楽しんでもらいたいですし、そこに負担を感じるのはいただけないことです。

そういった経緯から、「HELIX」一枚をぼくからはおすすめさせていただきます。

まとめ:Crystal Lakeはこれからもシーンを牽引し続けます

ここまで、拙いと自覚しながらも精いっぱい書かせていただきました、Crystal Lakeの魅力を伝える記事、いかがでしたか。

これからもライブ、音源、そして進化を重ねていくであろうCrystal Lakeの雄姿に感激するとともに、

自分自身も進化していきたいと考えざるを得ません。

至らぬ点があれば、また、Crystal Lakeへの愛やコメントも、ぜひお寄せください。

ではまたご覧になってくださいね、ろっきぃがお伝えしました。

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