こんにちは、ろっきぃです。
今回紹介するのは、FOADです!
FOADがどんなバンドかみなさんご存知ですか?
この記事ではがどんなバンドなのか紹介していきます。
また、ファンを驚かせたまさかのメンバーチェンジについても紹介します。
さらに、FOADのオススメ曲、EPも紹介していきます。
この記事を読めばFOADの事がわかり、どんなバンドかざっくりわかること間違い無しです。
(骸骨の画像をアイキャッチに浸かったのはFOADの名前の由来からです。おぉっうぐっってなった方、申し訳ありません)
FOADとはどんなバンド
FOADは横浜を拠点に活動するポストハードコアバンドです。
FOAD→読み方はフォードです。
ポストハードコアバンドということで、重厚なバンドサウンドを基軸にしつつ、
クリーンヴォーカルや聴きなじみの良いフレーズも組み込まれた楽曲を聴かせてくれます。
ライブでは、繊細さと荒々しさで魅せるパフォーマンスが特筆されます。
FOADのメンバーは?
現在のメンバーはこの4人です。
Kento(Bass,Vocal)
Philippe(Scream vocal)
Ash(Guitar)
Hayao(Drums)
なぜ「現在」かといえば、激しい手のバンドには特にありがちな脱退・加入のためです。
以前は、Kentoさんがピンヴォーカル、Hayaoさんがドラム、他にギタリストとベーシストという4人構成でしたが、ギター・ベースが脱退。これが9月のことでした。
(この時の編成を考えると、不思議な感じがしますね。)
そこで、おそらく秘密裏にメンバーを探されていて、二人の加入に至ったのでしょう。
引用:FOAD OFFICIAL WEBSITE
新ギタリストAshは2019年12月ビザの取得問題でやむを得ず前バンドPaledusk を脱退しましたが本人の絶え間ない努力によって長期間日本に滞在できるビザを再取得することができ、その際本人の日本で音楽をやりたいという強い意思を受けPaleduskメンバーと話し合いを重ね加入が決定しました。
Ashさんは、このような記述があるように、香港出身で、VISAの問題があったみたいですね。
けれどそれを乗り越えた先の結果として勝ち取ったわけですか!
にしても彼は、「音楽をしたい!」という思いに突き動かされているんだなとつくづく感じます。
PALEDUSKでは、もともとギターを専門にしていたけれど、日本で音楽をしたい思いから、
ベーシストとして努力なさったという話もあります。
自分が得意とするパートで、自らの意思にあった形で音楽ができているんだな、
と、こちらとしてもうれしい思いです。
Philippeさんについても、彼は以前からぜひFOADでプレイしたいと考えておられたらしく、
声をかけられたときにはメンバーが後押ししてくれたようです。
(なかなか聞かないエピソードでこちらも嬉しい心地になりました)
FOADに残った二人は当然ですし、
新たに加入したお二人もモチベーションに富んだミュージシャンということがわかりますね。
ですから、今後のFOADでは、色が変わる部分こそあるけれど、進化した、そして進化していくFOADを見ることができるのではないでしょうか。
FOADのおすすめ曲を3曲ピックアップ
DIVE TO THE GROUND
まずは、「DIVE TO THE GROUND」という一曲、否、個人的にはほかに劣らぬ名曲と考えてます!
・・・を、紹介します。
特に好きでたまらないのは・・・3点絞ります!
1:心をかき回しにかかってくるイントロギターリフ!!
既に聴いたことがあるような感じがする、などといえば勘違い甚だしいのかもしれませんが(笑)、
とにかく心に引っかかる、心が引っ掛かりにいくには満足すぎるフレーズのギター。
「イントロ職人」とでも言わざるを得ません。まずここでぐっと来ちゃう準備が整っていくのです!
2:万華鏡のようなエフェクトと鮮やかすぎる色彩!!
映像作品として鑑賞するにも大満足の作品だと、ぼくは考えています。
見出しに書いちゃいましたが、もうね、美し過ぎませんかね、映像。
見ていただけてなければ、今、是非ご覧になってください。
モデリングされた風景には、造り物だからこその底なしの奥深さを感じますし、
水滴が街に落ちる風景も、含めると、なかなかその意図はわからない・・・そんな
「奥ゆかしい」という表現が的をピタリと射てしまう感じが好きです。
また、中々見ることがないという希少性もあるんだとは思いますが、
スタジオ映像においても、映像にかぶせる形で万華鏡が回る部分や、
カメラワークや統一色一つ一つとっても誇張しすぎず
あくまで落ち着いた状態で、カッコよさがそこに確かにある。
とにかく好きなんです(笑)。
3:静と動の美しいコントラストによって生み出される、じわじわ来る心地よさ!!
お全体の圧倒的な魅力はやはり、落ち着く、語るところでは音を抑えて、
盛り上げる、怒涛の勢いを必要とするところでは、畳みかけていく。
このスタンスによって描かれる世界が、歌詞も踏まえてみると特に、
真に人を楽しませる音楽に成り立たせていると感じます。
Wheel of Life
お次は、「Wheel of Life」という曲です。
この曲が、唯一新メンバー加入後の音源で、MV付きで聴くことのできる曲です。
こちらも静と動がはっきりとした楽曲で、Philippeさんのヴォーカルが光ります。
サビに入ると、ベース&ヴォーカルとなったKentoさんがクリーンヴォーカルで
“We know how it feels to be not bind tight”
というフレーズが際立ちます。そんな風に個人的に感じています。
こんな風な、普段、チ〇ちゃんじゃないですがぼーっと生きてしまえば気づかないでいてしまうことを
繰り返し歌い上げようとする姿勢が好きだなあと感じていて、
ちょっと想いに素直になりすぎて、ぼく、そんな風にコメントしたんですよね。
するとなんと、Vo.Philippeさんからツイートされていることに、この記事を書く過程で気づいて、
本当にびっくりしてしまいました。(該当ツイートが↓)
なんとありがたいことか、そしてニュアンスがあってたのか!という嬉しさがこみ上げました。今更だけどFOADのWheel of Lifeにあるこのコメント
— Philippe = FIS | FOAD (@Philippe_FIS) September 2, 2020
込めたかった意味がちゃんと伝わってるし、加入する2年前のDTTGの歌詞も俺が書いたけどそれをリファレンスで出してくるってことは俺なりに歌詞の色が少しずつ出てきてるのかもしれない
歌詞に思入れがある分、こうやって伝わると何よりも嬉しい pic.twitter.com/kqLWWjKCfA
一つ一つのコメントを見ておられるという事実も、素晴らしいと思われます。
この手の音楽・・・つまりメタルコアやポストハードコアのバンドの一部には、
こういう力強いメッセージを書いてしまう血が脈々と流れていて、素敵ですよ、本当に。
CASCADE – TRANQUIL CASCADE
「CASCADE – TRANQUIL CASCADE」という曲を、悩みましたがお勧めします。
「悩んだ」といいますのは、タイトルの感じからおそらくうすうすお気づきか、
もう知っておられるとはおもいますが、過去の作品のアレンジバージョンなんです。
元々「CASCADE」という普段通りの猛々しい曲があり、
1つ目に紹介した「DIVE TO THE GROUND」のシングルを発売した際のカップリングとして、
元の曲の繊細さを表現したいという思いから作られたものだそうで、
御人的には枠にとらわれない・縛らない姿勢が好感を持てますし、
しっかりと彼らの美意識が表れていたため、ファンのみなさんも好印象を持っておられるようです。
ぜひご一聴を!
FOADの新編成での最新EP「Returner EP」
FOADは今年春、新体制で初のEPを会場限定で発売しました。
その名も、「Returner EP」です。アルバムには「帰還者」という表記も含まれ、
「月詠」という漢字タイトルの曲も含まれ、和風なサウンドも好き!という感想も見かけられました。
旧体制で発表されていた「DIVE TO THE GROUND」はどうなるの・・・?
と思っていましたが、新たなメンバーでの再録でして、好みは分かれるかもと感じましたが、
Kentoさんがさらに表現に歩みを進めたんだなあという印象を受けました。
まとめ:感性を信じて突き進んでいってほしいバンド、FOAD
いかがでしたか。
Crystal Lakeを聴いていても感じる、彼らの持つ美へのこだわりやそれを裏付ける感性、
それが少しでも伝わり、「これから(もっと)聴いていきたい」と思っていただければ
ライター冥利に尽きます!
彼らがこれまで支持されてきた理由がよくわかりますし、
これからも信じて突き進んでほしい!と思います。
ではでは、彼らの今後に見逃さないようにしつつ、ぼくはぼくで記事を止めないようにしていきます。
ろっきぃでした。
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